犬が夜中に鳴いて起こされるという事がありませんか?
その原因の一つに、ベッドの問題があるかもしれません。
コウは、私の父が飼っていた犬ですが、父の家では毎日夜中に鳴いて困らせていました。私の家で、ベッドを変えてみたら、ぐっすり眠るようになりました。
犬がぐっすり眠れるように
- 部屋の隅の奥まった場所に犬用のベッドを置く
- 昼間は、飼い主がジロジロ見ない、話しかけて干渉しないようにする
- 囲われ感のある柔らかい素材のベッドがおすすめ
- ふかふかのクッションや、冬は毛布をかけてあげる
子犬を迎えた時、夜キュンキュン鳴いても、無視をしなければならないそうです。無視していれば、鳴いても誰も来ないと学習するそうです。キュンキュン鳴いた時に優しく対応していると、鳴けばかまってもらえると学習して、鳴くようになってしまうそうです。
最初の頃からのしつけが大事なのですが、やはり、キュンキュン鳴かれると、父は構ってしまっていました。そのうちにエスカレートして、夜中は犬がソファーで、父はその横で寝袋に入って犬が眠るまで見届ける、という生活を送るようになってしまいました。
これは、しつけの問題でもあるのですが、同時に、犬の寝場所を作ってあげていなかったということにも原因があるようです。
父も犬用のベッドを用意していたのですが、1日のうちに、あちらこちらに移動して、場所を定めていませんでした。
昼は、リビングのソファーの前に置いたり、寝室に置いたりしていました。夜は寝室に入れたくないのでリビングに戻したりしていました。
コウはおじいちゃんとおばあちゃんが寝ている寝室に一緒に入りたいので、鳴き続けてしまいます。
犬のベッドは、本来なら、犬が落ち着けるような部屋の隅に置いて、飼い主がジロジロ見ない場所が良いのだと思います。ジロジロ見たり、干渉しすぎると犬も情緒不安定になってしまうそうです。コウはその傾向が大いにありました。
夜中に、新聞や障子をボロボロに破いたり、スリッパや、クッションを破壊していました。このような行動をとるのは、分離不安症なのだそうです。
犬は群れで生活する動物で、夜は群れの仲間と一緒に寝るのが当たり前なので、夜だけひとりにされるのは、心細いのでしょう。
だからと言って、寝室に入れて一緒に寝ようものなら、コウは爺ちゃん婆ちゃんの体の上に乗って、ちょっとでも寝返りを打てば噛み付いてくる、と言ったブラック王子になってしまいます。噛み付いた時にちゃんと叱ることもできない爺ちゃん婆ちゃんの上に君臨してしまいました。
手に負えなくなってしまったコウを今は私が預かっています。
私の家では、静かに眠っているコウでしたが、
交通事故に遭った後は、神経質になり、夜泣きをするようになってしまいました。
それまでのお気に入りだった小さな薄い寝床では床ずれもできそうで、オムツ交換もしにくいので、お婆ちゃんのお下がりのフラットなマットレスに寝かしていたのですが、これが良くなかったようです。
コウは足が3本麻痺しているのですが、一本足でも、這って動けるので、すぐにマットレスから落ちてしまいます。しかし、思うようには動けないので、マットレスに戻ることができません。
そうなると、思うように動けないことが辛いのでしょう、大きな声で唸りをあげてしまいます。
その度に、抱きかかえてマットレスに戻してあげるのですが、今度は私が寝不足になってしまいます。
そこで、床に落ちないような立ち上がりの付いているベッドを探してみました。
ベッドの中で動けるぐらいの余裕があるように、大型犬用の物を探しました。
三方立ち上がりの付いているベッドがあったので、それを購入し、立ち上がりの付いていない面は壁につけるように設置してみました。
こちらのLサイズです
これで、マットレスから落ちて夜中にうめくことがなくなりました。
アゴも乗せられて、満足のようです。
素材も、フカフカな毛のような肌触りが、安心できるようです。
夜寂しがる犬は、このような囲まれ感がある優しい毛のような肌触りのあるベッドだと、安心して眠れるようです。
できれば、広い場所よりは、狭い場所の方が安心できそうです。
また、クッションをおき、毛布をかけてあげるとより安心するようです。
犬がぐっすり眠れるように
- 部屋の隅の奥まった場所に犬用のベッドを置く
- 昼間は、飼い主がジロジロ見ない、話しかけて干渉しないようにする
- 囲われ感のある柔らかい素材のベッドがおすすめ
- ふかふかのクッションや、冬は毛布をかけてあげる
犬の夜泣きに困ったら、ぜひ試してみてくださいね。
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